100のテキストより、1の会話が大切だって話

テキストは便利だが、会話することの価値は高い

Slackを始めとするテキストチャットツールは非同期〜同期(弱)でコミュニケーションできるため、凄く便利。ただ、テキストでは伝わらない感情や人の雰囲気、会話すれば生まれるアイデア、テキストでは時間がかかるコミュニケーションが会話だとすぐに解決できる、など。話すことによる価値は言わずもがなである。ただ、リモートワークにおいてはその「話す」と言う行為がハードルが高く、簡単に話せないためテキスト過多になったりコミュニケーションが不足するという課題が存在する。そのような100のテキストより、1の会話が大切だってわかってるけどそれが難しい。ということに対して、Teracyが圧倒的にそれを簡単にしていく、ということがプロダクトとしてのメインのチャレンジであると思う。

1の会話を簡単に増やせるツール「Teracy」

1の会話が大切だけど、難しいよね。という状況を突破していくのがこれからのTeracyである。常時接続だから、というのは価値体験の全ての前提ではなくあくまで一つのピースである。下述していく方針を元に圧倒的に簡単に繋がれる(話せる、会話する)という体験を届けていくことで1の会話がもっと増えていく、それによってリモートワークの組織運営がもっと簡単になっていく。具体的にどのように実現していくかを以下に書いていく。


改めてTeracyのマジック(アハ)モーメントとは

そもそも、マジックモーメントとは何か

<aside> 💡 In the context of SaaS and product companies, the Aha! moment is the first key moment when users realize the value of your product.(Aha!モーメントとは、ユーザーが製品の価値に気づく最初の重要な瞬間のことを指します) This usually happens in the early stage of the customer lifecycle, as a part of the onboarding flow.

参照:https://encharge.io/aha-moment-examples/ (17 Examples of Aha! Moments That Have Changed Product Companies Forever)

</aside>

要は「なにこれスゲー半端ねー!」「これは抱えていた課題が解決される!」がとなる瞬間であり、その瞬間が訪れることでユーザーはそのプロダクトのファンになったり、使い続ける理由になる、という非常に重要な体験である。逆に言うと、このモーメントが訪れないプロダクトは継続することを辞めてしまうか、他に圧倒的にいい体験があるプロダクトに乗り換えてしまうことになる。

Teracyのマジックモーメントとは

CJM で最近議論をしていたが、今のところ (今後変わる可能性はある)は

”リモートワークでも、圧倒的に簡単に繋がれる(話せる) ≒ Connect体験の最適化”

ということではないか。リモートにおいてのコミュニケーションの課題は「リモートワークによってコミュニケーション不足になった(そしてそれによって生まれる派生的課題が組織運営を難しくする)」と言う類のものだが、実際的には「リモートワークだと話すまでのハードルが高く、その結果としてテキストやビデオ会議のセットに流れることで話す機会が圧倒的に減った」ということなんだと思う。それらの課題を「圧倒的に簡単に繋がれる(話せる)」という体験を提供し、会話のセッション数をナチュラルに増やしていくことでリモートワークでも強いチームが構築できる。ということなんじゃないか。(強いチームを構築できるとは、心理的安全性が高く、エンゲージメントが高く、生産性の高い組織である)